· トレンド・試験情報  · 4 min read

2027年からのIPA試験再編まとめ|データマネジメントと新区分PDとは?

IPA (情報処理推進機構)は、2027年度から 情報処理技術者試験 の体系を大幅に刷新することを発表しました。

AI時代に最適化されたこの新体制では、従来の区分が整理され、新しい試験が登場します。

この記事では、再編のポイントをシンプルに解説します。

再編の目玉はデータマネジメント

今回の変更で最も注目すべきは、 データマネジメント試験 (仮称)の新設です。

これは ITパスポート の次のステップとして位置づけられています。

AIを使いこなすために不可欠な、データの整備や管理スキルを評価する試験です。

単なるITエンジニアだけでなく、幅広いビジネスパーソンが対象となっています。

高度試験がPD試験に統合

これまで区分が細かく分かれていた 応用情報技術者試験高度試験 は、 プロフェッショナルデジタルスキル(PD)試験 (仮称)へと再編されます。

体系こそ変わりますが、学ぶべき本質的なポイントに大きな変化はありません。

しかし、スキル証明の枠組みが「大括り化」されたことで、より複合的な知識が求められるようになります。

PD試験は、以下の3つの領域に集約されます。

  • マネジメント領域 :組織全体のデジタル活用を導く

  • データ・AI領域 :データ基盤の構築と利活用を支える

  • システム領域 :システム設計から運用までを主導する

特定の区分に絞って深く学ぶよりも、全領域を効率よく満遍なく学習するスタイルが、これからの主流になるでしょう。

全試験がCBT方式へ

2027年度からは、すべての試験区分がコンピュータ上で回答する CBT 方式に移行します。

これにより、従来のペーパーテストは廃止される予定です。

また、 基本情報技術者試験情報セキュリティマネジメント試験 も、最新の技術動向に合わせて出題範囲がアップデートされます。

技術の本質は変わりませんが、より現代的な攻撃手法や対策が問われるようになります。


まとめ

2027年からの新体制は、 DXAI の活用を前提とした、より実践的なスキル証明へと進化します。

既存の学習内容が無駄になるわけではありませんが、データマネジメント の視点がより重要視されるようになります。

これからは1つの専攻に固執せず、複合的に学ぶことが最短合格への近道になります。

Back to Blog

Related Posts

View All Posts »