· トレンド・試験情報  · 7 min read

2026年IPA試験全面CBT化攻略:前期・後期の区分と最短合格スケジュール

2026年、日本のIT資格の総本山である IPA(情報処理推進機構) の試験制度が激変します。

すでにITパスポートや情報セキュリティマネジメント(SG)で導入されている CBT(Computer Based Testing)方式 が、ついに応用情報技術者試験(AP)や高度試験にも全面的に導入されることになりました。

しかし、単に「パソコンで受けられるようになる」だけではありません。

試験日程の大幅な変更や、科目名称の刷新など、これまでの常識が通用しない「新しいIPA試験」へと進化します。

本記事では、特に混乱を招きやすい2026年からの「前期・後期」の区分と、最短で合格を勝ち取るためのスケジュール戦略について解説します。


2026年度は11月が実質のスタート

まず最も注意すべき点は、2026年度の新制度における試験開始時期です。

公式の発表によると、新制度のCBT試験は 2026年11月 から順次スタートする予定となっています。

現在の発表では、 2026年11月に「前期試験」を実施予定 です。

前期試験と後期試験の区分を知る

これまでの「春期試験」「秋期試験」という呼び名は、2026年から 前期試験 および 後期試験 という区分に整理されます。

すべての試験が年2回受けられるわけではなく、区分によって受験可能な試験が異なるため注意が必要です。

前期試験で受験可能な主な区分

  • 応用情報技術者試験(AP)
  • ITストラテジスト試験(ST)
  • システムアーキテクト試験(SA)
  • ネットワークスペシャリスト試験(NW)
  • ITサービスマネージャ試験(SM)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

後期試験で受験可能な主な区分

  • 応用情報技術者試験(AP)
  • プロジェクトマネージャ試験(PM)
  • データベーススペシャリスト試験(DB)
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
  • システム監査技術者試験(AU)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

応用情報(AP)と情報処理安全確保支援士(SC)は、従来通り年2回のチャンスがありますが、それ以外の高度試験は前期か後期のどちらかに固定されます。

例えば、ネットワークスペシャリスト(NW)を目指すなら前期、プロジェクトマネージャ(PM)を目指すなら後期、というようにスケジュールを組む必要があります。

2026年は11月に前期試験を行い、 2027年2月頃に後期試験を実施予定 です。

ネーミング刷新:午前・午後は科目A・Bへ

試験の形式や内容自体に大きな変更はありませんが、科目の名称が全面的に刷新されます。

従来の「午前試験」は 科目A試験 に、記述式などの「午後試験」は 科目B試験 と呼ばれるようになります。

  • 科目A-1:旧午前Ⅰ試験(共通基礎)
  • 科目A-2:旧午前Ⅱ試験(専門基礎)
  • 科目B-1 / B-2:旧午後Ⅰ・午後Ⅱ試験(専門応用・論述)

名称は変わりますが、出題範囲や問われるスキルそのものに変更はないため、これまでの過去問演習や学習リソースは引き続き有効活用できます。

科目A-1(午前I)免除を賢くハックする

高度試験を目指す上で最大の味方となるのが、共通基礎知識を問う「科目A-1(旧午前Ⅰ)」の免除制度です。

該当する試験に合格するか、一定の基準を超えていれば、2年間は科目A-1の受験が免除されます。

2026年度の試験においても、2024年(令和6年)以降の合格実績や午前Ⅰ通過実績が引き継がれる予定です。

免除制度を上手く利用することで、学習リソースを最も難易度の高い「科目B(記述・論述)」に100%集中させることが可能になります。

まとめ:2026年を見据えた戦略を今から立てよう

2026年からの全面CBT化は、試験会場の選択や日程の柔軟性が増す一方で、自律的なスケジュール管理がより重要になります。

「いつでも受けられる」からといって先延ばしにするのではなく、 前期・後期の区分 を正しく把握し、逆算した学習計画を立てることが合格への近道です。

Syllabus Hack流の生成AIをフル活用した学習法を組み合わせれば、難攻不落に見える高度試験の壁も、必ず突破口が見えてくるはずです。


参考

Back to Blog

Related Posts

View All Posts »