· 学習メソッド · 5 min read
MOSのExcel関数が覚えられない「エクセルアレルギー」をAIで克服する方法
VLOOKUPやIF関数を見ただけで拒否反応が出る「エクセルアレルギー」の正体と、AIを使って苦手意識をなくす具体的な手順を解説します。

「VLOOKUP」という文字を見ただけで参考書を閉じたくなる。そんなエクセルアレルギーを抱えている人は少なくない。
関数の構文(引数の並び順)を覚えようとして挫折するケースがほとんどだが、実はこれは能力の問題ではなく、数式を「記号の羅列」のまま覚えようとしていることが原因だ。
エクセルアレルギーの正体
=VLOOKUP(A2,商品マスタ,3,FALSE) という数式を見て、多くの人は「A2」「商品マスタ」「3」「FALSE」という記号の並びをそのまま暗記しようとする。 これは英単語を意味も分からず綴りだけ暗記するのと同じで、応用が利かず、少し形が変わっただけで対応できなくなる。
数式は「日本語の指示文を記号で書き換えたもの」に過ぎない。 先に日本語で理解してから記号に対応づける順序にすれば、拒否反応は大きく和らぐ。
AIに数式を日本語に翻訳させる
苦手な数式が出てきたら、丸暗記する前にAIへ翻訳を依頼する。
以下のExcel関数を、プログラミングやExcelに詳しくない人にも分かる日本語の指示文に「翻訳」してください。
その後、各引数(カッコの中身)が何を指定しているかを、1つずつ短く説明してください。
=VLOOKUP(A2,商品マスタ,3,FALSE)このプロンプトを使うと、「A2セルの値を、商品マスタという表の中から探して、見つかった行の3列目の値を取ってくる。ただし完全に一致するものだけを探す」という日本語の指示に変換される。 記号ではなく意味で理解できると、少し数式の形が変わっても応用できるようになる。
自分の実務データで練習する
MOS公式テキストの例題は架空のデータで作られているため、自分ごととして捉えにくいという声も多い。 自分の家計簿や趣味の記録など、実際に触れているデータをAIに渡し、「このデータでVLOOKUPを使う具体的な場面を考えて」と依頼すると、関数が自分の生活と結びつき記憶に残りやすくなる。
エラーが出たら聞くを習慣にする
Excelの学習で挫折する最大の要因は、エラーメッセージの意味が分からず止まってしまうことだ。 「#N/A」「#REF!」などのエラーが出たら、そのままAIに画面のエラー内容を伝え、原因と直し方を聞く習慣をつけておく。 エラーへの恐怖心がなくなると、関数を試す心理的ハードルが大きく下がる。
まとめ
エクセルアレルギーの多くは、数式を記号のまま暗記しようとしたことによる挫折だ。 AIに「日本語に翻訳させる」という一手間を挟むだけで、関数への拒否反応は大きく軽減できる。
関数ごとの役割整理はMOS Excel頻出関数まとめ、MOS試験全体の攻略法はMOS完全攻略ガイドを参照してほしい。


