· 学習メソッド · 3 min read
システムアーキテクチャ図を「写経」する。Miroを使った構造化思考トレーニング
AIが出した構成案をホワイトボードツールMiroで自分の手で描いてみる。単語ではなく「関係性」を理解するためのシステム設計訓練。

3分クッキング:AWSの構成図
「AWSの3層アーキテクチャ」についてChatGPTに説明させます。 テキストで「VPCの中にパブリックサブネットとプライベートサブネットがあって…」などの説明が返ってきます。 しかし、文章を読んだだけでネットワークのイメージが湧きますか?
写経の現代版:ダイアグラム写経
テキストベースの知識(仕様)を、自分の「手」を使って脳内の地図を書き換える行為。 昔はお経を書き写しましたが、現代ではシステム図を書きます。
AIの指示通りに描く : 「VPCを描いて」→長方形を描く。 「AZを2つ配置し冗長化」→枠の中に更に2つ枠を配置。 「ELBを配置し、EC2へ負荷分散」→アイコンを置いて線を引く。
Miro (Online Whiteboard) の活用 : 図形、付箋、矢印を無限に配置できる最強のツール。 手描きよりも正確で、共有もしやすい。
なぜ「描く」のが効くのか
- 関係性の把握 : ノード(要素)とエッジ(線)を意識することで、「何と何が接続されているか」というシステム思考が身につきます。
- 欠損の発見 : 手を動かすと「あれ?DBのバックアップはどこに保存するんだっけ?」といった細部の不明点が浮き彫りになります。
応用:Mermaid記法 × AI生成
手作業での作図に慣れたら、次は「コードで作図」に挑戦しましょう。 Markdownファイル内で図を描ける Mermaid記法 は、エンジニア必須スキルです。
しかし、イチから書くのは面倒です。ここでもAIを使います。
- プロンプト:
ECサイトの商品購入フローを表すシーケンス図をMermaid記法で書いて。 登場人物は User, Browser, Server, DB。 - プレビュー: 出力されたコードを VS Code (要拡張機能) や Notion に貼り付けると、一瞬で図が生成されます。 「構造をコードで理解する」という、より高度なシステム思考トレーニングになります。
まとめ:エンジニアの言葉は「図」である
テキストよりも、一枚の図の方が多くの情報を伝えます。 AIという最高の設計パートナーと共に、図解スキルを磨きましょう。



