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FE科目Bを生成AIで攻略するプロンプト集|場面別・ツール別インデックス【ChatGPT・Gemini・Claude】

基本情報技術者試験・科目B(疑似言語・アルゴリズム)をAIで攻略するプロンプトを場面別(初見/追試/時間切れ)・ツール別に整理。既存4記事の読む順と、CBT本番で即使える一文プロンプトも収録。

基本情報技術者試験・科目B(疑似言語・アルゴリズム)をAIで攻略するプロンプトを場面別(初見/追試/時間切れ)・ツール別に整理。既存4記事の読む順と、CBT本番で即使える一文プロンプトも収録。

科目Bで詰まる受験生には共通のパターンがある。

「疑似言語が読めない」「過去問を解いても解説の意味がわからない」「問題は解けるのに本番で時間が足りない」——この3つだ。

この記事はそれぞれの場面に対応したAIプロンプトを一か所にまとめたインデックスだ。自分の状況に合わせて、該当する場面のプロンプトに直接ジャンプしてほしい。

すぐ深掘りしたい場合は、次の3本へ直行できる。

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科目Bがなぜ難しいか

科目Aと違い、科目Bは「読む力」と「追う力」が同時に必要になる。

疑似言語コードを読んで変数の変化を追跡し、さらに設問の意図を読み解く——この複数のスキルを同時に使う問題形式は、暗記だけでは対応できない。

CBT形式(コンピュータ試験)になったことで、紙への書き出しが制限されるため、頭の中でトレースする能力がより重視されている。

生成AIを使うと、この「読む・追う・理解する」のサイクルを圧縮できる。解けない問題を放置せず、その場で理解まで完結できるからだ。

場面別インデックス

自分の状況を選んで読み進めよう。

状況症状ジャンプ先
初見疑似言語が読めない・アルゴリズムの意味がわからない場面①へ
追試解いたけど理解が浅い・類題でまた間違える場面②へ
時間切れ理解はできているが本番で時間が足りない場面③へ
誤答分析どうして間違えたか原因がわからない場面④へ

場面① 初見:疑似言語が読めない

疑似言語を初めて見たとき、多くの人が「プログラムっぽいけど読み方がわからない」と感じる。 これは正常な反応で、疑似言語はどのプログラミング言語とも微妙に違う独自記法だからだ。

プロンプト A-1:疑似言語をPythonに変換して理解する

あなたはプログラミングの専門家です。
以下の基本情報技術者試験の疑似言語コードを、Pythonコードに翻訳してください。

【疑似言語コード】
(ここに問題の疑似言語を貼り付ける)

出力してほしいもの:
1. Pythonへの翻訳コード
2. 変数の値が各ステップでどう変わるかのトレース表(表形式)
3. このアルゴリズムが「何をしているか」の一言説明

使い方: 疑似言語コードを丸ごと貼り付けるだけでいい。Pythonに翻訳されると「動いているイメージ」が湧き、理解が格段に速くなる。

プロンプト A-2:アルゴリズムの動きを図で説明させる

あなたはアルゴリズムの専門講師です。
以下のアルゴリズム(または疑似言語コード)が行っている処理を、
ループが1回ずつ進む様子を表で表現してください。

【コードまたはアルゴリズム名】
(バブルソート、二分探索など、または疑似言語を貼り付け)

各ステップで「配列の状態」「注目している要素」「比較結果」を列として出力してください。

使い方: グラフィカルな「動き」を文字で再現することで、頭の中でトレースする練習ができる。

プロンプト A-3:疑似言語の記法を辞書化する

基本情報技術者試験の疑似言語における以下の記法の意味を、
各記法ごとに「意味・Pythonでの対応・例」の3列表でまとめてください。

記法一覧: ←(代入)、÷(整数除算)、mod(余り)、
while〜endwhile、for〜to〜endfor、if〜elseif〜else〜endif、
配列の添え字表記、関数定義・呼び出し

使い方: 最初の1回だけ実行して手元に保存しておく。見慣れない記法が出たときの辞書として使える。


場面② 追試:理解が浅くて類題に対応できない

一度解けた問題でも、少し変形すると解けない——これは「手順の暗記」が起きているサインだ。 本質的な理解に変えるには、同じアルゴリズムを違う問題形式で何度も解くのが最短の方法だ。

プロンプト B-1:類題を無限生成する

あなたは基本情報技術者試験の問題作成専門家です。
以下の条件で科目B形式の問題を3問作成してください。

【テーマ】: (例: 二分探索、バブルソート、再帰関数など)
【難易度】: 本番と同等レベル
【形式】: 疑似言語コードと4択設問を含むこと

各問題に「正解」と「なぜ他の選択肢が間違いか」の解説を含めてください。

使い方: 同じテーマで何度でも実行できる。「3問」を「5問」に変えれば量も調整できる。

プロンプト B-2:変形問題で応用力を鍛える

以下の疑似言語コードをベースに、
「配列の要素数を変えた場合」「探索方向を逆にした場合」「エラー処理を加えた場合」
の3パターンの変形問題をそれぞれ作成してください。

【元のコード】
(疑似言語を貼り付ける)

使い方: 同じアルゴリズムを違う角度から解くことで、「丸暗記」から「理解」への移行を促す。

プロンプト B-3:苦手なアルゴリズムだけを集中演習

私は「[アルゴリズム名]」の問題が苦手です。
このアルゴリズムについて、
1. 試験に出やすい出題パターンのバリエーション(3種類)
2. 各パターンで引っかかりやすいポイント
3. 本番で時間を使いすぎないための「見切り方」
を教えてください。

使い方: 繰り返し間違えるアルゴリズムが決まってきたら使う。弱点を「パターン」として認識し直すのが目的。


場面③ 時間切れ:本番で時間が足りない

CBT本番では科目B(25問)を100分で解く。1問あたり4分が目安だが、疑似言語の長問は6〜8分かかることもある。

「理解できるが遅い」という状態の対策は、問題へのアプローチを型化することだ。

プロンプト C-1:CBT本番用「一文プロンプト」

CBT画面にはコピペができないため、事前に問題のアプローチパターンを頭に入れておくことが重要だ。

以下の「一文プロンプト」は、試験前日にAIと練習する際に使う。本番ではこの思考手順を頭の中で実行する。

科目Bの疑似言語問題を解くとき、
「変数の初期値確認→ループ条件の読み取り→サンプルデータでの手動トレース→選択肢の消去法」
の4ステップを使って、以下の問題を4分以内で解く手順を実演してください。

【問題】
(過去問または生成問題を貼り付ける)

使い方: 試験前日に5〜10問で練習する。「4分以内で解く手順」という制約をAIに与えることで、時間感覚を養える。

プロンプト C-2:時間を使いすぎる問題の見切り方

科目Bの疑似言語問題で、「5分考えてもわからない問題」を
見切ってスキップするための判断基準を教えてください。
また、スキップしたあとに「部分的に正解を当てる」ための消去法も教えてください。

使い方: 時間管理で詰まる人は「完全に理解してから答える」という思い込みがある。見切り・消去法を練習で確立しておく。


場面④ 誤答分析:間違いの原因がつかめない

「なぜ間違えたかわからない」まま次の問題に進むと、同じパターンで何度も失点する。 誤答分析にAIを使うと、「自分の思考プロセスのどこがずれているか」が言語化される。

プロンプト D-1:誤答の根本原因を特定する

私は以下の科目B問題で間違えました。

【問題文】(貼り付け)
【自分の答え】(選んだ選択肢)
【正解】(正しい選択肢)

なぜ間違えたかを「読み取りミス・計算ミス・アルゴリズム理解不足・問題文の誤解」の
いずれかに分類したうえで、同じパターンの問題で間違えないための注意点を教えてください。

プロンプト D-2:誤答パターン別の対策

繰り返し間違える場合、原因は大抵4つのどれかだ。

誤答パターン症状対策プロンプト
トレースミス変数の値を追いきれない「このアルゴリズムを1ステップずつトレースして、各行実行後の変数の値を表で出力して」
配列の添え字ミス0始まりと1始まりを混同「疑似言語の配列は何始まりか、添え字の扱いについて試験の仕様を確認して」
ループ条件の誤読while/forの終了条件を間違える「このループは何回実行されるか、終了条件を日本語で説明して」
関数の戻り値の見落とし返り値を使う問題で迷う「この関数の戻り値は何で、どの行で使われているかを説明して」

ツール別:ChatGPT・Gemini・Claudeの違い

3つのツールはすべて科目B対策に使えるが、向き不向きがある。

ツール強い場面注意点
ChatGPT(GPT-4o)プロンプト通りの形式で正確に出力・問題生成有料プラン推奨。無料版は精度がやや落ちる
Gemini最新の試験情報確認・Google連携疑似言語の変換はChatGPTより若干不安定な場合がある
Claude長い疑似言語コードの読み取り・解説の言語化問題生成よりも「理解の言語化」に向いている

結論: 疑似言語の変換・問題生成はChatGPT、理解の言語化や長文の整理はClaudeが使いやすい。


深掘り4記事:読む順インデックス

本記事はハブ(地図)であり、各詳細手法は以下の記事で展開している。順番通りに読むと効果が高い。

読む順記事テーマこんな状況の人にリンク
【プロンプト配布】科目B「無限ドリル」生成類題をとにかく量こなしたい読む
科目B疑似言語をAIで動くコードに変換Pythonへの翻訳で理解したい読む
疑似言語をAIで可視化・フローチャート化「動き」を図で確認したい読む
Geminiプロンプト集(基本情報向け)Geminiで包括的に攻略したい読む

① → ② → ③ → ④の順が最も自然な学習フローだ。まず量(①)で型を身につけ、理解(②③)を深め、ツール幅(④)を広げる。


まとめ

科目Bは「難しい」のではなく、「アプローチが定まっていない」だけだ。

この記事で紹介した流れを整理する。

  1. 疑似言語が読めない → プロンプト A-1(Python変換)から始める
  2. 類題で詰まる → プロンプト B-1(無限生成)で量を積む
  3. 時間が足りない → プロンプト C-1(4ステップ型)を練習で体に染み込ませる
  4. 原因不明の誤答 → プロンプト D-1(誤答分類)で言語化する
  5. さらに深掘りしたい → 上の4記事インデックスから読む

今日の問題1問から始めよう。AIに投げて、理解まで完結させる習慣が科目Bを制する。

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