· 学習メソッド  · 17 min read

【IPA公式】基本情報・応用情報シラバス2026年改訂とCBT日程まとめ

IPA公式発表をもとに、基本情報・応用情報・高度試験のシラバス2026年改訂点とCBT移行の最新日程を一覧化。科目A/B再編や対象試験を今すぐ確認できます。

IPA公式発表をもとに、基本情報・応用情報・高度試験のシラバス2026年改訂点とCBT移行の最新日程を一覧化。科目A/B再編や対象試験を今すぐ確認できます。

【Problem】2026年、情報処理技術者試験は別物になる

結論:応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験は令和8年度(2026年度)からCBT方式に移行し、2026年春試験は実施されず前期試験は11月頃に延期されます。すでにCBT化済みの基本情報技術者試験も、生成AIの利活用を盛り込んだ新シラバス改訂の対象です。本記事では対象試験・新日程・科目名変更・タイピング対策までを、IPA公式発表に基づいて一気に解説します。

これまで慣れ親しんできた「紙と鉛筆」の試験スタイルが、令和8年度をもって完全に幕を閉じます。

  • 「春試験がないって本当? 次はいつ受けられるの?」
  • 「高度試験までCBT(コンピュータ試験)になるって本当?」
  • 「記述式問題はどうなるの? 難易度は上がる?」
  • 「古い参考書や過去問が使えなくなる不安……」

IPA(情報処理推進機構)が発表したこの大きな転換は、受験者にとって単なる「受験形式の変更」以上の、学習戦略の根本的な見直しを迫るものです。

【Affinity】変化を恐れるか、チャンスに変えるか

試験制度が変わる時期は、情報が錯綜し、多くの受験者が足踏みをします。しかし、本質を見定めれば、これは「最新の技術スタック(生成AIなど)」を武器に、最短で合格とキャリアを手に入れる絶好のチャンスです。

【Solution】2026年大転換期の3つの重要ポイント

2026年以降の試験を攻略するために、まず把握すべきは以下の3点です。

高度試験を含むCBT完全移行の衝撃

ついに論述式(午後II)を含む高度試験もCBT化が進みます。タイピング速度が合否に直結する時代。これまでの「手書き対策」は通用しなくなります。 → CBT時代のタイピング&入力ハック術

シラバス 6.x / 7.x 世代への適応

シラバスには「生成AIの利活用」「ゼロトラスト」「DX推進」といったモダンなキーワードが大量に注入されています。過去問の丸暗記だけでは、もはや太刀打ちできません。 → AIを使ってシラバスの「差分」だけを狙い撃つ方法

紙のテキストからハイブリッド学習へ

最新のシラバス変更に最も速く対応できるのは、紙の書籍ではなく「AI(LLM)」です。AIを家庭教師に、NotebookLMを外部脳に。この「新しい学び方」こそが、2026年以降の標準(スタンダード)になります。 → NotebookLM×生成AI 資格試験ワークフローガイド

【Benefit】2026年基準のスキルが、あなたの市場価値を直結させる

この激変期を乗り越えて取得した資格は、企業側から見れば「最新のITトレンドに適応できる柔軟な人材」である証になります。

  1. 「最新」の証明: 2026年以降の合格者は、生成AIや最新セキュリティに明るいことが担保されます。
  2. 生産性の向上: AIを使いこなした学習経験は、そのまま現場での「AI活用スキル」に転化されます。
  3. キャリアの安定: 制度が変わっても揺るがない「基礎体力(ITリテラシー)」は、地域別キャリアハックで解説した通り、全国どこでも通用する武器になります。

【Action】今日から始める2026年対策ロードマップ

変化に飲み込まれる前に、一歩先を行くアクションを開始しましょう。

  • STEP 1: 自分の受ける試験の「新旧シラバス差分」を確認する。
  • STEP 2: 最短合格ロードマップ一覧から、自分のレベルに合った戦略を選ぶ。
  • STEP 3: NotebookLMを導入し、最新のPDF資料を「自分専用の教科書」に変える。

試験区分別 CBT移行スケジュール(2026年対応版)

各試験のCBT移行状況を整理する。受験計画の前に必ず確認しておきたい。

試験区分CBT移行状況備考
ITパスポート完了(2011年〜)毎月受験可
情報セキュリティマネジメント(SG)完了(2023年〜)毎月受験可
基本情報技術者(FE)完了(2023年〜)通年受験可
応用情報技術者(AP)移行中(2026年度対応予定)最新の公式情報を要確認
高度試験(SC/NW/DB/PM等)順次移行中(2026年度〜)分野・時期により異なる

重要: 高度試験の論述式(午後II)科目のCBT化は特に影響が大きい。キーボードでの論文入力に慣れていない受験者は、今から対策が必要だ。

CBT化で変わること・変わらないこと

変わること

タイピング速度が合否に影響する: 論述式(PM・ST・SA等)の午後IIは、手書きからタイピング入力に変わる。1800字の論文を90〜120分で入力できるタイピング速度が実質的に求められる。

問題の順序自由度が増す: CBTでは前後の問題に自由に移動できる。時間管理の戦略が変わる。

会場・日程の選択肢が増える: 試験センターの空き次第で、従来の「年2回」より柔軟な受験スケジュールが組めるようになる。

変わらないこと

出題内容・合格基準は同じ: 試験内容とスコアの評価基準に変更はない。過去問の学習価値は維持されている。

長文の読解・記述能力の重要性: 形式が変わっても、「状況を読んで論理的に記述する力」が問われる点は変わらない。

高度試験特有の変更点:科目名と受験スタイル

高度試験(SC/NW/DB/PM等)と応用情報技術者試験では、CBT移行に伴い科目名も再編される。

旧科目名新科目名
午前Ⅰ科目A-1
午前Ⅱ科目A-2
午後Ⅰ科目B-1
午後Ⅱ科目B-2

免除制度(午前Ⅰ免除など)は科目A-1免除として継続される見込みだ。 上位資格保持者や情報処理安全確保支援士試験合格者は、引き続き科目A-1の受験が免除される。

分割受験も可能になる。 従来は1日で全科目をこなす必要があったが、CBT化後は科目A群(旧午前)と科目B群(旧午後)を別日程で予約・受験できる見込みだ。 体力の消耗を分散し、各科目の対策に集中して臨める。

手書き廃止のメリットと注意点

論述式(午後II)が手書きからキーボード入力へ変わることで、次のメリットがある。

修正が容易になる。 推敲や構成の変更(カット&ペースト)が手軽になり、書き直しの労力から解放される。

手書きの肉体的負担が減る。 2〜3時間の筆記による疲労(腱鞘炎リスクなど)が軽減される。

一方で、次の点には注意が必要だ。

メモの制約: 問題用紙に直接線を引いたりメモを書き込んだりできない。 画面上のマーカー機能や配布されるメモ用紙を活用する練習をしておこう。

画面での長文読解: 長い問題文をスクロールしながら読む必要があり、紙とは異なる読解の慣れが求められる。

タイピング対策チェックリスト:CBT論述式に備える3ステップ

PM・ST・SA等の論文試験をCBTで受ける場合、1分間40〜50文字の日本語タイピング速度が目安だ。 まずは自分の現状を以下のチェックリストで確認しよう。

自己診断チェックリスト

  • 1分間で40文字以上、日本語で入力できる
  • IME変換のショートカット(変換・再変換・無変換)を意識せず使えている
  • 1800字程度の文章を、途中で区切らず一気に書き切れる
  • 画面を見ながらの長文入力でも、誤字脱字が大きく増えない

ひとつでも当てはまらない場合は、次の3ステップで対策しよう。

STEP 1: 現在のタイピング速度を測る。 CBT時代のタイピング&入力ハック術 で紹介されている方法で、1分間あたりの文字数をまず計測する。

STEP 2: AIプロンプトで論文タイピング練習を積む。

あなたはプロジェクトマネージャ試験の論文コーチです。
以下の論文テーマについて、1800字の論文を口頭で私に課題を出してください。
私が音声入力またはタイピングで答えを書き、それを採点してください。

【テーマ】: 「プロジェクトのスコープ変更管理における私の経験と工夫」
【制限時間】: 90分

STEP 3: 本番同様に90分通しで、1800字の論文をタイピングする練習を行う。

実際にタイピングしながら論文を書く練習を積むことで、本番の時間感覚と文字数感覚を養える。 速度に伸び悩む場合は、CBT時代のタイピング&入力ハック術 で個別の練習メニューも確認しておこう。

新シラバス対応:生成AI関連の頻出テーマ

シラバス6.x/7.x系で追加・強化されたキーワードの対策プロンプト。

情報処理技術者試験の最新シラバスで追加された
「[キーワード: 例 ゼロトラスト / LLMエージェント / プロンプトインジェクション]」について、

1. なぜ2026年の試験シラバスにこの概念が含まれるようになったか(背景)
2. 試験で問われやすい出題パターン(3種類)
3. 既存の概念との関係性(どの分野の延長線上にあるか)

を教えてください。

よくある誤解と正しい理解

誤解1: 「CBT化で過去問が使えなくなる」

正しい理解: 出題形式はCBTに変わるが、出題内容・シラバスは継続して参照できる。過去問から学ぶ本質的な知識は変わらない。ただし最新シラバス追加用語は過去問にない場合があるため、差分確認が必要だ。

誤解2: 「論述式が廃止されてプログラミングだけになる」

正しい理解: 論述式はCBTに移行しても継続する。廃止ではなく「手書き→タイピング入力への切り替え」だ。記述力・論述力の重要性は変わらない。

誤解3: 「高度試験は2026年から全部CBTになった」

正しい理解: 分野・時期によって移行スケジュールは異なる。試験を受ける前に必ずIPA公式サイトで最新情報を確認すること。

よくある質問

Q: 2026年以降に応用情報を受ける予定ですが、CBT化後の変更点は何ですか?

A: 現在IPAが発表しているスケジュールでは、APのCBT完全移行は2026年度に予定されています。変更後も出題内容・合格基準は維持されますが、試験会場での端末操作・文字入力が前提になります。最新の公式スケジュールはIPA公式サイトで確認してください。

Q: 新シラバスの追加用語はどこで確認できますか?

A: IPAが公式に「シラバス変更点」を公開しています。変更点のPDFをNotebookLMやGeminiに読み込ませて「追加された用語を一覧にして各用語の背景を教えて」と問うのが最も効率的な確認方法です。

Q: タイピングが遅いですが、論述式CBTは不利ですか?

A: 1分間30文字未満だと時間的に厳しい局面もありますが、まず「論述の型(構成の骨格)」が決まっていれば入力速度は補えます。論述の型をAIで練り上げることに集中し、並行してタイピング練習を積む戦略が現実的です。


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